12月中旬、アオキの葉が茶色く縮れているのをみつけました(下写真)。 茶色く縮れたアオキ(斑入り)の葉 これは「炭疽病」です。 この記事の詳細は下記のブログをご覧ください。 kodachi-treedoctor.com また、炭疽病の詳細は下記のブログをご覧ください…
10月中旬、アオキの葉に褐色の丸い斑点が発生しているのをみつけました(下写真)。 褐色の斑点が散生したアオキの葉 これは白星(しらほし)病です。 この記事の詳細は下記のブログをご覧ください。 kodachi-treedoctor.com また、白星病の詳細については…
4月の下旬、アカマツの葉がかじられていました(下写真)。 かじられたアカマツの針葉 葉には黒っぽい幼虫がたくさん(下写真)。 アカマツの針葉に群がる幼虫 これはマツノキハバチと診断しました。 この記事の詳細は下記の記事をご覧ください。 kodachi-t…
8月の下旬、サクラの葉が毛虫にかじられてなくなっていました(下写真)。 これは ”モンクロシャチホコ" の仕業です。 この記事の詳細については、下記のブログをご覧ください。 "モンクロシャチホコ" の詳細については、下記のブログをご参照ください。
6月の中旬、シラカシの葉表に黄色いまだら模様が発生してるのをみつけました(下写真)。 シラカシの葉に発生した紫かび病 これは "紫かび病" です。 この記事の詳細については、下記のブログをご覧ください。 kodachi-treedoctor.com "紫かび病" について…
7月下旬、キハダの若枝に長さ3cm程度、円筒形の蓑がくっついていました(下写真)。 キハダの小枝についた蓑 蓑の表面をアップにして撮影したのが下の写真です。 蓑の表面の拡大写真 これはチャミノガの蓑と判断しました。 この記事の詳細は下記の記事をご…
4月下旬、ヒノキの若枝に長さ4cm程度、紡錘形の蓑がぶら下がっていました(下写真)。 蓑の表面をアップにして撮影したのが下の写真です。 これはオオミノガの蓑と判断しました。 この記事の詳細は下記の記事をご覧ください。 また、オオミノガの詳細につ…
7月の下旬、クスノキの葉表が、薄い緑色がマダラに混じった色になっているのをみつけました(下写真)。 薄い緑色がマダラに混じったクスノキの葉表 葉を採取し、薄い緑色部の裏を観察すると褐色の絨毯状物で覆われていました(下写真)。 葉裏に発生した褐…
今回はミカンハモグリガについて勉強します。 名前:ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella (Stainton)) 分類:チョウ目コハモグリガ科 加害樹種:モモ、ミカン、ナシ、リンゴ、レモン、など 成虫:開張時幅5~6mm、体長3mm程度。銀白色の鱗粉に覆わ…
庭で育てているレモンの葉に白っぽい線をみつけました。 <症状と診断結果> 下の写真のように、レモンの新葉に曲がりくねった白色の線模様ができていました(6月中旬)。 線状の模様は葉の両面にありました。上は葉表、下は葉裏の様子です。 線の先を探し…
今日はさび病について勉強します。 症状:いろいろな広葉樹の葉の裏やマツ類などの針葉に、橙黄色・黄褐色・赤褐色・黒褐色などさまざまな色調の粉状物(夏胞子堆)、表面が平滑ないぼ状の塊、粉が詰まった嚢状物(さび胞子堆)、房状の突出物、などが多数現…
近くの公園に植わっているヤマナシの葉に黄色い斑点が多数発生していました。 <症状と診断結果> 4月の中旬、ヤマナシの葉に複数の黄色い斑点を見つけました。 下は変色部をアップにした写真です。 黄色い丸いものがたくさん。何かの卵? 菌のようにも見え…
今回はヤノナミガタチビタマムシについて勉強します。 名前:ヤノナミガタチビタマムシ(Trachys yanoi Y.Kurosawa) 分類:コウチュウ目タマムシ科 加害樹種:ケヤキ、ムクノキ 成虫:体長2.6〜4.2mm、短大で卵形、上翅は褐色の短毛で覆われ、その中に3本の…
近所の公園に立っているケヤキの葉がかじられていました。 <症状と診断結果> 写真のようにケヤキの葉がかじられているのを見つけました。 さらに、葉の上に小さな甲虫(体長2mm程度)を見つけました。 アップにして撮影したのが下の写真です。 この甲虫、…
すす病について勉強します。 症状:葉、枝、果実などの表面が黒色すす状のカビ(糸状菌)で覆われる。この病気が原因で樹木が枯れることはないが、ひどくなると全葉が厚いすす状の膜で覆われて光合成ができなくなり、樹勢が衰える。また、美観を損ね、鑑賞価…
今回はケヤキヒトスジワタムシについて勉強します。 名前:ケヤキヒトスジワタムシ(Paracolopha morrisoni (Baker)) 別名:ケヤキフシアブラムシ 分類:カメムシ目アブラムシ科 加害樹種:ケヤキ 形態:有翅胎生雌虫の体長は約1.9mm。通常、成虫に翅は…
近所の公園に植っているケヤキの若葉にこぶのようなものを発見しました。 <症状と診断結果> 下の写真のように、ケヤキの若葉の表面に球状のこぶのようなものが付いていました。 よく見ると付いているのではなくて葉が膨らんで袋状になっていました。 下の…
もち病 症状:春の開葉期の後、しばらくして新葉、新芽、花芽の全体もしくは一部が餅のように膨らむ。これは病原菌が侵入感染することよって細胞が肥大するためである。肥大部分の表面に子実層が多数形成されてその先端に担子胞子が生じるので、膨らんだ部分…
歩道沿いに植わっているヒラドツツジの葉が白っぽい球形に変形していました。 <症状と診断結果> 下の写真のように、ヒラドツツジの葉が白っぽく変色し、球形に膨らんでいました。 触ると、硬い。 下は変形部をアップにした写真です。 もち病ですね。 もち…
山道を散歩しているとイタヤカエデの葉を食べている幼虫を見つけました。 <症状と診断結果> イタヤカエデの葉を摂食中の幼虫です。 アップにして撮影しました。 インターネットでキーワード「イタヤカエデ 幼虫」で画像検索し、似たような幼虫を探してみま…
公園のヤブツバキの葉に灰色の塊が付いているのをみつけました。 <症状と診断結果> 灰色の塊がヤブツバキの葉に付いていました。 アップにした写真です。 白藻(しろも)病です。 <病徴> イラガ白藻病の病徴としては以下のようなものがあります。 主とし…
近所の空き地に植えられたサクラの枝にうずら卵のようなものをみつけました。 <症状と診断結果> うずら卵のようなものが若いサクラの分枝部にくっついていました(長径1.2cm)。 ちぎり取った痕です。 これはどうやらイラガの繭(まゆ)のようです。 家に…
庭で育てているレモンの葉が何者かにかじられているのをみつけました。 <症状と診断結果> 昨年の秋、下の写真のようにレモンの葉が虫にかじられたようになっていました。 葉の表裏をじっくり観察すると黒っぽい幼虫が見つかりました。 ネットで調べるとど…
近所の公園に植わっているクチナシの葉が黒っぽくなっていました。 <症状と診断結果> 下の写真のように、クチナシの葉が黒っぽくなっていました(4月初旬)。 葉の表面を虫眼鏡で見ると黒い粉のようなものが付着していました。 指でこすると取れました。 …
今日はうどんこ病について勉強します。 症状:主に葉に発生するが、新梢や花にも発生する。うどん粉のような白いかび(菌糸・胞子・分生子)が円形に生じ、やがて葉の表面、裏面、あるいは両面に広がる。被害がはなはだしい場合は葉が枯れる。展開前の新葉や…
近所の散歩道に植わっているシラカシの葉が真っ白でした。 <症状と診断結果> 下の写真のように、シラカシの葉表が真っ白になっていました(1月下旬) シラカシの葉表 白色の粉状物がびっしりと付いています でも、葉裏は白くなく、きれいな緑色でした シ…
今日はツツジグンバイについて勉強します。 名前:ツツジグンバイ(Stephanitis pyricides (Scott)) 分類:カメムシ目グンバイムシ科 加害樹種:ツツジ・サツキ・シャクナゲ類 成虫:体長は3~4mm。体形は軍配形で、背面は扁平、胸部は球形にふくれる。全体は…
先日近所の散歩道を歩いていると、道端の街路樹(ヒラドツツジ)の葉にかすり状の退色を発見しました。 <症状と診断結果> 下の写真のように、ツツジの葉が退色し、かすり模様になっていました(1月中旬) ヒラドツツジの葉 小さな退色部が葉前面に広がり、…
今回はシロスジカミキリについて勉強します。 名前:シロスジカミキリ(Batocera lineolata Chevrolat) 分類:コウチュウ目カミキリムシ 分布:インド東部から日本まで、東南アジアに広く分布。国内では本州以南に広く生息。平地から低山地にかけての落葉広…
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 昨年末にブログを開設してから、今回がやっと2つめの記事となります。 記事、なかなか思うように書けませんねぇ。 今回は昨年の夏に発見した、クヌギの幹から排出されているフラスから加害虫…