公園のヤブツバキの葉に灰色の塊が付いているのをみつけました。
<症状と診断結果>
灰色の塊がヤブツバキの葉に付いていました。
アップにした写真です。
白藻(しろも)病です。
イラガ白藻病の病徴としては以下のようなものがあります。
- 主として葉の表面に発生
- はじめ灰白色〜緑灰色の藻の小塊が発生し、次第に放射状に広がる
- 菊紋状の斑紋は葉面からやや盛り上がる
- 斑紋は大きくなると10〜20mmになる
- 病葉は脱落せず長く樹上にとどまる
<防除方法>
この病気は、日当たりの悪い陰湿な環境下で発生しやすいので、被害が軽微なうちに整枝・剪定によって日当たりや通風を良くすることで被害を抑えることができます。
この病気に使用できる農薬を見つけることはできませんでした。
白藻病の詳細については下記の記事をご参照ください。